ふたりだけの特別な絆


悠哉さん、朝早くからテンション高かったなぁ…。


き、キスまでされちゃったよ…。


唇が触れた部分を、手で軽く押さえた。


焼けそうなほど熱い…。


多分、顔は真っ赤だよね…。


心臓も激しく動いていて、今にも破裂しそうなほどの勢いだ。



ほんの数分、悠哉さんと会話をしただけでも、こんなにドキドキしちゃうのに…


私からの告白。


ちゃんと伝えることが出来るかな…。


声、裏返ったりしないといいけど…。


増していく緊張感を少しでも紛らわせようと、私は大きく深呼吸をした。




あっ…


でも、悠哉さんに想いを伝える前に…


まずは…私の気持ちを翔琉くんに話さなくちゃ…。


告白の返事を…。