ふたりだけの特別な絆


「へ…?」


今…何て?


一瞬、体が固まってしまった。


「せっかく仕事も休みだし、陽菜と一緒に図書館に行くっていうのもいいよな。」


悠哉さんは、爽やかな笑顔を私に向けた。


………。


いやいや、ダメですってば!


悠哉さんが一緒じゃ意味ないよ…!


「で、でも…せっかくの休日ですから、家でゆっくり過ごして下さい…。あっ!それに…来週の出張に向けて、確か…準備もあるんですよね?」


この週末は出張の準備をするようなことを、前に悠哉さんが言ってたのを思い出した私。


これなら、一人で出掛けられると期待したんだけれど…


「休日は明日もあるから、ゆっくり休めるし、別に出張の準備は図書館から帰って来た後でも出来るから大丈夫だよ。」


私の考えに反して、悠哉さんは行く気満々。


笑顔でサラリと言葉を返されてしまった。