その言葉と共に耳に落とされたのはキス。
突然、温かい唇に触れられた私は、その場で飛び上がってしまいそうなほどビックリしてしまった。
「ゆ、悠哉さんっ!なんてことしてるんですか!!」
近所迷惑だろうと自覚していても声のボリュームは抑えきれなくて…
私の動揺している甲高い声が近所中に響きわたった。
「鈍すぎる陽菜が悪いんだよ。」
その理由から、どうしてキスに至っちゃうんだろう…?
っていうか、そもそも私の何が鈍すぎるのか、イマイチ分からない…。
じんじんと熱を帯びる耳を指で擦りながら、頭の中に疑問符を並べた。
「さてと、詳しい話は中で聞かせてもらおうかな。」
「く、詳しい話??」
私の言葉に、フッと笑みを零した悠哉さんは、ゆっくりと歩き始める。
家の中に入った私たちは、そのままリビングへ。
そして、ソファーの真ん中にピッタリと寄り添うように座った。


