ふたりだけの特別な絆


鋭い発言…。


私は、一瞬…目を見開いてしまった。



「べべべ別に意識なんかしてません!全然、してないですから!!」


咄嗟に否定をしたものの、動揺っぷりが声に出てしまった。


「やけに慌ててるじゃん。図星?」


悠哉さんはニヤリと笑う。


ま、まずい…。
私の心…見透かされてる気がする…。


そう思った途端、顔が一気に熱くなっていくのが分かった。


こうなったら…。


「実は、私…さっき一口飲んだら、お腹いっぱいになったんです!なので、良かったら…ココア全部飲んで下さい…。」


私はアタフタしながら、悠哉さんの前にココアを置いた。


無理のある理由だけど、今は…そうすることしか思い浮かばないもんね…。


「えっ、お腹いっぱい?喉が渇いてたんじゃなかったっけ?」


すかさず悠哉さんから飛んできた疑問。


そうくるよなぁ…と思いつつも、私は言葉を続けた。


「渇いてたんですけど、一口飲んだら見事に潤いました!だ、だから申し訳ないんですけど…」


「分かったよ。んじゃ、俺が飲ませてもらおうかな。」


悠哉さんはニコニコしながら、ココアのカップを手に持った。