ふたりだけの特別な絆


悠哉さんの吐息が私の前髪を揺らす。


それだけで、ドキッと心臓が敏感に跳ねてしまった。


こ、この後…一体どんなことされるんだろう…。


何も考えられなくなるようなこと…って想像もつかないよ…。


更に顔を近付けてきた悠哉さんの瞳には、戸惑う私の姿がハッキリと映る。


その光景をまともに見ることが出来なくて、目を瞑った時だった。







ぐぅ〜…ぐるるるる…



!!


突然、私のお腹が大きな音をたてて鳴り響いた。