「陽菜、何か欲しい食材とか…ある?」
「そ、そんなに急に聞かれても……特に思いつかないです。」
「それじゃあ、適当に買っちゃうけど…いい?」
「はい…。どうぞ。」
小さく頷くと、悠哉さんはカートにカゴをのせて、売り場の中をスタスタと進み始めた。
色々な食材を見て、きちんと選びながらカゴに入れていく。
料理が上手な悠哉さんだけあって、やっぱり買い物も慣れてる感じだなぁ…。
私だと、こんなにスムーズに買い物なんか出来ないもんね…。
さすがだなぁ…。
感心しながら見つめていると、悠哉さんと視線が重なった。


