やきもち焼きな君




「っで、好きなの?」




『いゃ、あのその・・・、なんというか・・・気になるというか・・・』




「ぷっ・・・そっかそっか☆」




「おーい!お待たせーー!!」




片手にジュースを持ち、手を振って俺たちのほうに来る




「おい、あんま走るんじゃねーよ、つこけるぞ・・・」




「あははー!また海斗はそんな事言っちゃってー☆



俺がこんな平面でつこけるわけが・・・・って、おっとっとっと・・;;」




ズべっ!!!




がっしゃーーーーーん!!!!!!!




「あぁー・・・。だから言ったのに・・・」




『だっ大丈夫ですか!?』





美華は郁斗のほうに近ずくと手を差し伸べていた




「あっごめんね;;;」




『いえ;;』




2人の顔は赤くなっており周りからみたらバカップルにしか




見えないだろう・・・




「あっえっとカフェオレでも良かった!?」」




『えっあっはい!私なんでも飲めますから!!!』




「あっそれは良かったです・・・・・」




なんじゃこりゃ・・・




こいつらと一緒にいると恥ずかしいぜ・・・・




いっそのこと今から逃げようかな・・・




「かっ海斗はコーヒーでいいよな!?」




「・・・・・・・ッチ。あぁ」




「えっ?今 舌打ち・・・」




「気のせいだろ」




『ねっねぇ!それより郁斗くん!何を買うか決めたの?』




「んーーーー・・・それがまだ決まってないんだよ」




「はぁ・・・早く決めろよ・・・」