「っでなんの用だよ・・・・」
「実はさー明日 死んだ彼女の誕生日なんだよ・・・・」
「はぁ!?」
「だから海斗にプレゼントを一緒に選んで欲しくてよ」
「なんだよそれ・・・。そんなのは自分で選べよ!」
「海斗にもなにかアドバイスが欲しかったんだ!」
「意味わかんねー。だいたい郁斗が考えてこれがいいと思った奴にすれば良いだろ?」
「・・・・・」
郁斗はそういうと黙って女の子が好きそうな小物屋さんに入った
「あっねぇ彼女!この置物ってどう思う!?」
郁斗はよっぽど自分の選んだものに自信がなく近くの女の子にきいている
いくらなんでも郁斗は顔がいいからナンパと間違われるぞー
『あっいいと思いますよー♥』
「ホントか!?」
「お前は人に流されすぎだ・・・・」
ひょいと郁斗がもっている置物をとると置いてあった場所に置く
「海斗・・・・?」
『っ//////////こっちもかっこいいーーーーー!!』
「なんだよ!人に流されすぎって!!」
「そのまんまだろ」
『えっとあの!』
「「ん?」」
「あの・・・・その・・・・』
さっき郁斗が声をかけた女がこっちを見てもじもじしている
「なに?」
「メルアド教えてくれませんか!?」
「「え?」」
今日はじめて会ったばかりなのにいきなりそんな事を言われて
郁斗も俺も止まってしまった
「・・・・えっ・・・・ぁぁごめんね」
「俺たち彼女がいるから☆そんな事しちゃったら彼女に怒られちゃうからね☆」
「そうなんだ、ごめんね」

