嬢王と夜王の偽装恋愛

「お待たせです~」

「あれ~なんかりいちゃん
顔色よくなったし~」



「ふふっ♪愛のパワーですっ」


「そうそう、俺と莉依菜は結婚するしなぁ」


みんないい具合にお酒が
回って
席も
あたし、京介
ゆいこ、タク

になってた。




結婚・・。

ウソでも嬉しい言葉です




いつか公認カップルになりたいなぁ・・。


早く結婚したい。


お互い早く夜の仕事から
抜けたいね・・・。




あたしたちは結局
めちゃ飲んで、
ゆいこはタクんちに
泊まるらしくて、
一緒に帰って行った。



「京しゅけぇぇ」

あたしも相当寄ってる。


「お前飲みすぎっ」

京介はあたしを担ぎながら
自分の車に乗せる。

「あぁっ・・・離れちゃやだぁぁ」


「助手席じゃ運転できねーよ?」

京介は、あたしにキスして
運転席に戻った。


「京介ぇ?」


「ん?酔っ払いお姫様なんですか?」


イジワルな顔して
あたしを見る。