嬢王と夜王の偽装恋愛

「何考えてんの?」

あたしの顔をまじまじと
見る京夜さん。


あたしは目を見れない。

「な・・んにも・・」

「ウソつけよ」


「・・・・」


「俺の本名のこと・・?」


ドキ///


ばれてる感じ?

「うん・・」

「言えなくてごめんな?」

「うん・・・あたしが一番
がよかった・・・」


「まじわりぃ・・別に隠してたわけじゃ
ねんだけど、言う必要あったのかわかんなくてさ」


「あたしに隠し事してほしくないよ・・
あたしだけの京夜さんじゃなきゃヤダよ・・」


あたしは京夜さんの胸にぎゅっと
しがみついた。

「京介って呼んで?」


甘えた京介の顔・・・。


「京・・介・・」


「よしっ。ご褒美のちゅー
してやんよ」


「んっ・・・」

ふかい深いキス・・。


「今日の莉依菜素直な」


「そぉかなぁ・・。」


「俺も素直になるしっ」


「え?」


京介は耳元で
今日は俺んちで
拉致だから。

それだけ言って
トイレを出てった