嬢王と夜王の偽装恋愛

「なんですか・・・?」


また殴られんのかなぁ。

「あんたに全部奪われた・・・・」


「え?」

「NO1も京夜も・・・」



その表情はあまりにも
悲しそうだった。


「なんで?・・・」


泣き声になる美姫さん・・・



「あたし、この店に入って
美姫さんに憧れてました・・・」


「え?」


「いっつもやんわり笑ってって、
辛いことあっても絶対表にださない。
これがNO1なんだって・・・
この人を超えなきゃならない・・・
そう思って頑張ってきました。」


「じゃぁ・・・なんで京夜まで」


「あたしも不思議です・・。なんで
アイツなのか・・・。でも
なんか気になって・・・だんだん惹かれてって・・」



「っ・・・・」



「奪うつもりなんかなかったです・・・」


「わかってる。アンタより京夜のんが
惚れてるってね・・・あたしは・・・何にも
華恋には勝てなかった・・・」


美姫さんは下唇を
かみ締めてた。


「美姫さん・・・」


「がんばんなよ・・・」

美姫さんはそう言って
ルームに戻った。