《完》オフィスに鍵をかけて 〜キケンな部下と秘密の恋〜

「そんなことないってば!

きっ、気のせいだよっ」




あたしはピシャリと
言うと、課長の席を指して
続ける。




「いいから、早くそれ提出
してきて」




「あ、ハイ……ゴメンナサイ」




瑞樹クンはふに落ちない
顔をしながらも席を立って
離れて行った。




あたしはそのすきに
トイレに駆け込む。



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