《完》オフィスに鍵をかけて 〜キケンな部下と秘密の恋〜

「……そっ、そーゆー
発言をやめろって言って
るんでしょっ!!」




結局あたしはまた、顔を
真っ赤にして大声をあげる
ハメになってた。




廊下でいきなり叫んだもん
だから、柳瀬クンも
ギョッとして、




「す、すいませんっ。

でもあの、冗談だって
誤解されてるのもアレかな
と思って――」



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