《完》オフィスに鍵をかけて 〜キケンな部下と秘密の恋〜

そこから伝わる温もりが、
あたしの心までポカポカに
してくれる。




幸福な安堵を感じながら、
あたしはいつまでもその
キスに溺れてたかった。




だけどやがて、キスは
瑞樹クンの方から解かれて、




「莉央さん――

オレ、もう待てないよ」




耳元で、瑞樹クンの声が
甘くあたしをくすぐる。




(ま、待てないって……?)




「ホントはバレンタインの
翌日から言いかったのに、
追加発注のせいでとんでも
ないことになっちゃってさ。

やっと今日、言えたけど」



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