《完》オフィスに鍵をかけて 〜キケンな部下と秘密の恋〜

「ね? 教えてよ、莉央さん。

今、ドキドキしてる?」




「――してるよ。すごく」




きっとあなたに
嘘なんてつけない。




素直に答えると、彼は
今まで以上にあたしに
体を寄せて、




「課長といるときよりも?」




「…………!?」




ひどいな。

こんなときに、課長の
名前なんて出さないでいいのに。




「そんな聞き方しないでよ。

……イジワル」



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