《完》オフィスに鍵をかけて 〜キケンな部下と秘密の恋〜

それは、小悪魔のように
イジワルなのに、なぜか
心を甘くくすぐるような。



……そんな、媚薬にも似た
ささやき。





――ドキドキなんて
もんじゃないよ。





あなたにそんなことを
言われたら――

あたしの体は、今にも形が
わからなくなりそうな
くらい、不思議な痺れに
支配されるのに。




切なくて甘い電流が体の
中を駆け抜けて。




体が溶けてなくなっちゃい
そうなくらいどうしようも
ない疼きが、あたしを
捕らえて、離さないのに――。



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