《完》オフィスに鍵をかけて 〜キケンな部下と秘密の恋〜

「な、何を……!?」




「あれ? 

思ったより冷たくないかな?」




瑞樹クンがからかうように
笑ったのを見て、あたしは
ようやく両腕に力を込めて
振った。




拘束が解かれた腕を自分の
胸元に引き寄せつつ、




「もうっ、からかわないでよ!

こっ、こんな遊びしてる
場合じゃないでしょっ!?」




そう叫ぶと、瑞樹クンは
いかにも心外だって顔をして、




「遊びなんかじゃないよ。

ひどいな。オレ、いたって
真剣なのに」



_