《完》オフィスに鍵をかけて 〜キケンな部下と秘密の恋〜

ためらって戸口から中に
入れないあたしに、瑞樹
クンは席を立って静かに
近づいてくる。




そしてスッと伸ばした
手で、あたしの腕を
クイッと引いて、




「そんなとこにいないで
入りなよ。

外、寒かったでしょ」




「あ…………!」




彼に引き寄せられて。



……あたしの体は、
二人きりのオフィスに
飛び込んでしまった。




瑞樹クンはチラッと
あたしを見ながら後ろ手に
ドアを閉めて、



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