《完》オフィスに鍵をかけて 〜キケンな部下と秘密の恋〜

こないだの――
バレンタインの日の、
会議室での出来事。




全部がどんどん鮮明に
よみがえってくる。




必死で訴えたあたし、
悲しくて泣いたあたし。




……その後の、瑞樹クンの言葉。




そしてその時気づいた、
あたしの中に芽生えた
気持ち――……。




(どうしよう………?)




彼の待つこの部屋に足を
踏み入れたら、どうなるの?




そんな不安と淡い予感に、
心が震えた。



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