《完》オフィスに鍵をかけて 〜キケンな部下と秘密の恋〜

差し出されたそれを、
瑞樹はためらうことなく
受け取って、




「サンキュー。

ありがたくもらっとく」




「ウン。

それじゃあ――ゴメンね、
帰ろうとしてたのに」




「イヤ、いいよ」




「ありがと。


――バイバイ、瑞樹。

元気でね――…」




「あぁ、バイバイ。

美冬も、元気で」





これが本当の、『バイバイ』。




1年前に恋人同士では
なくなってた二人だけれど。



_