《完》オフィスに鍵をかけて 〜キケンな部下と秘密の恋〜

自分の心を動かし……

もっと知りたいと思わせる
相手に。





守ってあげたい。


そばにいたい。




そんなふうに感じる相手に。




――だから――…





「本当にゴメンな、美冬……」




今、彼女に最後に言える
言葉は、これ以外にない。




もう一度謝った瑞樹に、
美冬は瞳を潤ませながらも
けなげにほほ笑んで、




「……ううん、いいの。

言えただけでもよかった。


私こそゴメンね、瑞樹。

それに……ありがとう」



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