《完》オフィスに鍵をかけて 〜キケンな部下と秘密の恋〜

因果を感じる結果に、
瑞樹は内心で苦笑していた。




(けど――笑ってる
場合じゃないか)




自分にも、しなくては
いけないことがある。




そうじゃなければ、今度は
自分が莉央になじられる番だ。





――瑞樹は、目の前の
美冬をもう一度正面から
見つめた。




不安そうに揺れる瞳を
見ると、やっぱり心が痛む。




でも――…。




「ゴメン、美冬。

オレは美冬とはやり直せない」



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