《完》オフィスに鍵をかけて 〜キケンな部下と秘密の恋〜

そんな、色んな思いが
心を駆け巡って。




瑞樹は我を忘れて『ああ』
と答えてしまいそうな
自分を、ハッキリと感じていた。




(まいったな……。

これじゃ、莉央さんの
こと偉そうに責めて
らんないじゃん――)




別れた恋人にヨリを戻そう
って言われんのって、
こんな気持ちになるんだな。




まさか自分が同じ経験を
して、莉央の気持ちを身を
もって知ることになるとは。



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