《完》オフィスに鍵をかけて 〜キケンな部下と秘密の恋〜

「ナニ泣いてんだよ……。


やめてよ、こんなことで」




(え――――??)




その言葉に、そっと自分の
頬を指先で触れてみて、
初めて自分が泣いてた
ことに気づいた。




指先を濡らした涙は
熱くて、今もまだとどまる
ことなく流れてる。




「ゴ、ゴメン……。

やだ、あたしなんで……」




「こっちのセリフだよ。

泣くほどのことじゃないだろ」



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