「ちょっ、莉央さん……!」
ものすごく唐突に名前を
呼ばれて、あたしはビクッ
と肩を震わせてしまった。
「え……な、なに……?」
さっきまで怒りに近い怖い
表情をしてた瑞樹クンが、
なぜか今は狼狽をあらわに
した顔をしてる。
一歩あたしへ歩み寄って
――でもやっぱり、戸惑う
ようにまた下がって。
普段の彼からは想像も
つかない困惑しきった
顔で、瑞樹クンは言った。
_
ものすごく唐突に名前を
呼ばれて、あたしはビクッ
と肩を震わせてしまった。
「え……な、なに……?」
さっきまで怒りに近い怖い
表情をしてた瑞樹クンが、
なぜか今は狼狽をあらわに
した顔をしてる。
一歩あたしへ歩み寄って
――でもやっぱり、戸惑う
ようにまた下がって。
普段の彼からは想像も
つかない困惑しきった
顔で、瑞樹クンは言った。
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