《完》オフィスに鍵をかけて 〜キケンな部下と秘密の恋〜

ムリヤリ連れ込まれた
瑞樹クンは、不快さを
隠さない声で詰め寄ってくる。




彼のそんな表情も声も
初めてで、あたしは胸が
チクンと痛んだ。




でも、ここで戸惑ってる
わけにはいかない。



ちゃんと、確認しないと。





「だってこうでもしないと
まともに話そうとしてくれ
ないじゃない。

瑞樹クン、昨日から
あたしを避けてるでしょ」



早口になるのを懸命に
おさえながら、あたしは
彼にそう言った。



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