《完》オフィスに鍵をかけて 〜キケンな部下と秘密の恋〜

「やめて……課長……!」




お願い。




もうこれ以上、あたしを
最低な人間にしないで。




「もう、潤とは呼んで
くれないのか?

どうしてもオレのそばに
いるのはムリなのか?」




「――ムリに決まってるでしょ!?

卑怯だよこんなの!!

お願い、離して。もう帰らせて」




涙でぼやける視界で懇願した。




悲しくて苦しくて、胸が
破れちゃいそうだった。





……課長の指が、あたしの
アゴをとらえる。



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