《完》オフィスに鍵をかけて 〜キケンな部下と秘密の恋〜

「課長、やめてくださいっ!」




こんなことが、許される
わけない。




あたしは見たのよ。お腹に
手を当てて、幸せそうに
ほほ笑むあなたの奥さんを。




生まれてくる子供の
パパは、世界でたった
一人、あなたしか
いないんだよ!?





気づくとあたしの瞳からは
涙があふれてた。




それに気づいた課長は、
いましめは解かないまま
片手であたしの顔を上に向かせ、




「ホントにお前は――
マジメで一途で、かわいい
ヤツだな」



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