《完》オフィスに鍵をかけて 〜キケンな部下と秘密の恋〜

これ以上、聞いちゃいけない。

ここにいちゃいけない。




そう察して、コートと
バッグをつかんで立ち上がった。


すぐに部屋を飛び出そうとした。





だけど―――

その体は、課長の力強い
腕に引き止められ。





あたしは動きを、
止めてしまった。





「やだっ、離して――…!!」




掴まれた手を振り払おうと
するより速く、彼の両腕が
あたしを抱きすくめてる。



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