《完》オフィスに鍵をかけて 〜キケンな部下と秘密の恋〜

「自分のせいじゃないか
って思ってるなら、それは
違うと言っておくよ」




「ホント……ですか?」




嘘がうまい男の人だ。


あたしは騙されないように
注意深く彼を見つめる。




課長はそんなあたしに、
どこか挑戦するような
顔で言ってきた。




「本当だよ。

だけどもし、オレがそうだ
って言ったら、莉央は
どうするつもりなんだ?」




「……あたしが辞める
つもりです。

課長は会社に必要な人だから」



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