《完》オフィスに鍵をかけて 〜キケンな部下と秘密の恋〜

(――――え?)




沙織さんの何気ない
言葉に、あたしはピクッと
肩を震わせる。




……今、沙織さん、なんて
言った?




『最後のバレンタイン』、
って――…?




「……さ、最後って
どーゆーことですか?」




張りつめた声で尋ねると。



――沙織さんは、
『しまった』って感じで
顔をしかめた。




「え……な、なんなんですか?

教えてくださいよっ」



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