《完》オフィスに鍵をかけて 〜キケンな部下と秘密の恋〜

あたしはア然としちゃった
けど、瑞樹クンはその事は
気にしてないんだって言った。




「人の気持ちなんて、なる
ようにしかならないんだから。

別にオレ、そのことで
彼女に恨みなんて持ってないよ」




「瑞樹クン………」





……ホントに、あんたってコは。




バカがつくくらいに、
お人よしなんだから。





なんだかあたしはおかしく
なってきた。



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