「………もうっ、知らないっ!!」




あたしは投げつけるように
そう言うと、持って来てた
書類を乱暴につかんで、
ドスドスと出口に歩き出す。




「あ、待ってよ!

オレも戻るって!」




瑞樹クンがあわてて後ろを
追いかけて来たけど、
ゼッタイに振り返って
なんかやらなかった。





     ☆☆☆☆☆



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