(――本気じゃ、
なかったんだ――…)
ホッとしたような、
気が抜けたような。
複雑な内心を隠すために、
あたしは必要以上に大声で
彼に食ってかかった。
「な、なにが“元気”よ!
こんなの元気とは言わない
でしょっ!?」
すると瑞樹クンは悪びれた
感じもなくまた笑って、
「そう?
大丈夫大丈夫、いっぱい
メシ食って腹の底から
声出してたら、そのうち
元気になるって。
うちのばーちゃん、
いっつもそう言ってたから」
_
なかったんだ――…)
ホッとしたような、
気が抜けたような。
複雑な内心を隠すために、
あたしは必要以上に大声で
彼に食ってかかった。
「な、なにが“元気”よ!
こんなの元気とは言わない
でしょっ!?」
すると瑞樹クンは悪びれた
感じもなくまた笑って、
「そう?
大丈夫大丈夫、いっぱい
メシ食って腹の底から
声出してたら、そのうち
元気になるって。
うちのばーちゃん、
いっつもそう言ってたから」
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