《完》オフィスに鍵をかけて 〜キケンな部下と秘密の恋〜

「な、な……!?」




「そうそう、莉央さんは
そーやって元気な方が
似合ってるよ。

弱々しいのなんて莉央さん
らしくない」




瑞樹クンはそんなことを
言いながら何事もなかった
ように立ち上がって、
スーツの膝についた埃を
パンパンと払ってる。





――混乱してたあたしも、
徐々に状況が飲み込めてきた。




(もしかして、わざと
あんなことを?)




あたしを、『元気』にする
ために?



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