《完》オフィスに鍵をかけて 〜キケンな部下と秘密の恋〜

「ダッ、ダメーーッ!!」




唇が触れるか触れないかの
距離で。




ようやくあたしはそう
叫んで、弾かれたように
立ち上がった。




ガタッと椅子から数歩
とびのいて、瑞樹クンとの
距離をとる。



そして、キョトンとした
顔でこっちを見てる
瑞樹クンに向かって、




「ダ、ダメだよこーゆーのはっ!

好きでもないのに、ダメ!

それにここ、会社だしっ」




ほとんどひっくり返った
声で、わめくみたいに
そう言った。



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