《完》オフィスに鍵をかけて 〜キケンな部下と秘密の恋〜

あまりの動揺にまともに
声も出なかった。




体は石になったみたいに
固まっちゃってる。




そんなあたしの頬に触れた
まま、瑞樹クンは囁く
ように言った。




「だから、オレには
わかるんだよね。

莉央さん――ホントは
まだ、課長のことが忘れ
られてないんでしょ?」




(え――――!?)




声にはならなかったけど、
すごくドキリとした。



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