《完》オフィスに鍵をかけて 〜キケンな部下と秘密の恋〜

思い切って尋ねると、
瑞樹クンは一瞬の間の後
肩をすくめて笑った。




「なんだ、知ってたんだ。

ミチさん達から聞いた?」




「ウン……ゴメン」




「別にいいよ。
口止めしてたわけじゃないし。

――ホントだよ。

ハタチの頃から、先月までね」




「そう――なんだ――…」




やっぱり、ホントだったんだ。




「あんなアコギなこと
やってたんだからね。

オレにも、偉そうに莉央
さんを説教する資格なんて
ないってこと」



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