《完》オフィスに鍵をかけて 〜キケンな部下と秘密の恋〜

あたしは胸の中でひそかに
決心して、軽く息を
吸ってから話し出した。




「瑞樹クンが考えてる通りだよ。

少し前まで、つき合ってたの。
不倫ってヤツだよ」




『サイテーだよね』って
つけ加えて、あたしは
自嘲ギミに笑った。




どうしてなのかわかんない
けど、なぜだか笑いが
あふれて止まらない。




だけどもちろん瑞樹クンが
一緒になって笑ったりする
ことはなくて。



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