あたしもそんなふうに、
正面から胸を張れたら――…。
(……やめよう。
こんなこと考えたって、
なんの意味もないよ)
あたしの過去は、
消せないんだから。
無意識のうちにプルプルと
頭を振ってたあたしは、
ふと、すぐそばに人の
気配が強くなったのを
感じて顔をあげた。
――ある程度距離をあけて
隣に座ってたはずの瑞樹
クンが、いつの間にか
すごく近くにいてドキッとする。
_
正面から胸を張れたら――…。
(……やめよう。
こんなこと考えたって、
なんの意味もないよ)
あたしの過去は、
消せないんだから。
無意識のうちにプルプルと
頭を振ってたあたしは、
ふと、すぐそばに人の
気配が強くなったのを
感じて顔をあげた。
――ある程度距離をあけて
隣に座ってたはずの瑞樹
クンが、いつの間にか
すごく近くにいてドキッとする。
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