《完》オフィスに鍵をかけて 〜キケンな部下と秘密の恋〜

後ろめたいのは、あたしだけ。



隠さなきゃいけないような
ことをしてた、あたし達が悪い。




なんの関係もない瑞樹
クンに配慮を期待する
なんて、あたしの方が
虫がよすぎるよ。




「ゴメン……」




情けなさでいっぱいに
なりながら、低い声で謝った。




恥ずかしすぎて瑞樹クンの
顔もまともに見れない。




俯いてるあたしの耳に、
フッと、彼の短いため息が届く。



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