《完》オフィスに鍵をかけて 〜キケンな部下と秘密の恋〜

そう言って、机の上を
片付けようと腰を浮かした時。




瑞樹クンの鋭い声が、
あたしの動きをさえぎった。




「あ、ちょっと待って。

もう一つだけ、聞きたい
ことあるから」




「え――…?」




『聞きたいこと』って
言われただけだけど。




その、さっきまでとは全然
違うシリアスな口調で、
あたしはすぐに気づく。



……彼が聞こうとしてる
のは、仕事のことじゃないって。



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