まったく罪の意識がない
顔でつむがれる、とどめの
一言――…。







「………わ、わかったわよ……」




気づくとあたしは、
のぼせたようにボンヤリ
する頭のまま、そう答えてた。




「やるわよ……一緒に」




そのセリフを聞いた途端、
瑞樹クンは『やった♪』と
指を鳴らし、課長は
『そうか、よく言った!』
と満足げに笑い出す。



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