「あ、そうだ。お弁当守っといてね!」 峰さんは私の膝の上に置いてあるお弁当を ちらっと見ながら言った。 「あ、はいっ!」 「それ倒されると俺たちの昼飯がなくなっちゃうからね」 なんか頼りにされてるような気がして、嬉しかった。 しばらく沈黙になる車の中。 その沈黙に小さく、ラジオは私の知らない曲を流している。 車の走る音 車のエンジンがよく聞こえる。 こんな風景、音 久しぶり過ぎて、懐かしくて泣けてくる。