心拍数071




「あ、そうだ。お弁当守っといてね!」




峰さんは私の膝の上に置いてあるお弁当を



ちらっと見ながら言った。




「あ、はいっ!」



「それ倒されると俺たちの昼飯がなくなっちゃうからね」






なんか頼りにされてるような気がして、嬉しかった。





しばらく沈黙になる車の中。





その沈黙に小さく、ラジオは私の知らない曲を流している。





車の走る音


車のエンジンがよく聞こえる。







こんな風景、音



久しぶり過ぎて、懐かしくて泣けてくる。