「墜ちる」と思うから

その場所が崖になる



怖れることはない

頭上には澄んだ空 頬を撫でるは柔らかな風

足元に広がるは 母なる碧い海



墜ちるんじゃない

どっしりと構える その母の胸へと

私は自ら 飛込むの