腐敗した精神と 涸渇する感情

混濁の景色



汚れたこの羽で
何処まで飛べるだろう

穢れたこの声で
いつまで謳えるだろう



虫食いだらけの脆い命で

針穴に通す糸くずほどの 不安定な人生を

あとどれだけ生延びた果てに



私は

赦されるんだろう