身を焦がすほどの暑さを過ぎると

またあの季節がやって来る



あなたが居なくなった

あの季節のあの日



あの日から私は

独りで生きていくことを決めたの






誰と居ても

隣にあなたが居る気がして



時折肩を

抱かれている気がして



あなたが其処で

泣いている気がして