クリスマスに想いを乗せて

「そろそろ花火買って、小学校のグラウンドに行こうよ〜。」

あゆみの言葉に皆が反応する。

私たちは、生暖かい空気が残る外へと飛び出した。

大樹くんと並んで歩き、

付き合ったら、こんなふうに歩くのかな…。

なんて考えながら、時々、話掛けてくれている大樹くんに微笑んだ。