「誠也~、1ヶ月だよ」
「ほんま早いなぁ」


記念日は絶対笑って過ごす、これがあたしたちの約束。


「これからも一緒にいてくれる?」
「あたりまえやろ~」
「離れない?」
「離さない」


誠也は毎回こんなふうに言ってくれる。

それが嬉しくて。


あたしは誠也依存症なのかもしれない。

君がいないと生けていけない、そんな気がしたんだ。