「さ…お・おぃ…さぇ…」

んぅ?!
この声?
ゆうやだぁ
さえは飛び起きた。
「えっ?何?えっ」

「どこでねてんねん」
ゆうやは笑いをこらえながら言った

「えっあ…えぅ」

ギャアァ〜さえ学校で寝ちゃってたんだぁ「もお遅いからかえれよ?女の子がこんな時間に外歩くの危ないか…」

「えっ

「おくるよ!」
「えっあいい…」

ゆうやは最後まで言い終わる前にさえの手を引いて荷物片手に歩きだした。



家の近くのちっちゃな公園まできたときゆうやが急に取り乱した。

「え…あっゴメンなんかかってに…俺好きな奴と一緒にいるとなんか…って違うくてえと…」

とか言いながら手を離した。

さえはやっと口を開いた…
「いぃよ!ありがと‥家近いし帰るね」
「あ…うんゴメンな」

「」